年間費用を抑える

年間費用を抑えるなら合同会社の設立

会社を持つと、維持するためにいろいろな費用がかかります。年間費用をできるだけ抑えようと思っているのなら株式会社よりも合同会社のほうが適しています。いろいろな面で費用が安くなるからです。
会社設立と言えば株式会社だと思い込んでいる人も多くいるようですが、規模の小さい会社なら株式会社よりも合同会社のほうが適しています。

株式会社を設立した場合、出資者としての株主が最も強い力を持っていますから、株主に対していろいろな説明をしなければなりませんし、重要な決議については株主総会を開催しなければならないのが一般的です。取締役会を設置すれば、細かいことは簡単息めることはできますが、それでも重大な決定に関しては株主総会での議決が必要となります。
株主が多くなってくると株主総会を開催するのにもコストがかかります。規模の小さい会社であればあまりコストはかかりませんが、それでも開催しなければなりません。書類だけでも作成しなければならないのですから、全くコストがかからないということはないのです。株式会社ではこのようなコストがかかりますが、合同会社の場合にはこのようなコストはかかりません。合同会社では総会を開催しても良いですが、開催しなくても問題はありません。

株式会社の場合には決算公告をしなければなりません。ウェブサイトに掲載するなどの方法でコストを削減できますが、それでも時間やコストはある程度はかかります。合同会社の場合には決算公告の義務がありませんから、この分を削減できます。

このように、株式会社に比べると合同会社は年間費用の面では優れています。税金対策のために会社を設立しようと考えている人の場合、多くの場合には余計な費用をかけたくはないでしょう。実際のところ、株式会社を設立しても株主は自分一人だけというケースもあると思います。このような場合、ステークスホルダーは自分しかいないのですから、無駄な事務作業はできるだけ省きたいものです。このような人にとっては、合同会社を設立しておく方が良いでしょう。

合同会社は設立費用も安いという特徴がありますが、それだけではなくて年間費用もお安いという特徴があります。法人住民税として年間7万円は必要となりますが、うまくやればそれ以外に費用をかけずに運営することもできますから、税金対策のために設立をする場合にも適していますし、無駄なコストをかけたくない経営者にも適しています。